今日は高松に来ています。
この時期は、若手営業担当者の営業力強化を目的としたセミナーのご要望が多いのですが、今日もその内容です。
このセミナーは、営業の基礎・基本を論理的にお伝えしているのですが、いつもセミナーの冒頭にお話しすることがあります。
それは、「このセミナーに参加できてラッキーだ!」と。「このセミナーに送り出してくれた会社、上司に感謝をしなさい!」と。
なぜならば、社会に出てマナー講習といった社会人としての常識は学んできたかもしれませんが、営業職専門の基礎教育を受けてきたという方には、未だに出会いません。これは、営業の基礎教育の存在や必要性にすら企業が気づいていないからです。
ですから、諸先輩方もOJTを通じて「やり方」については教えてくれますが、営業としての「あり方」や結果を出すための「論理」を教えてくれません。なぜ諸先輩方が教えてくれないのかといいますと、何も意地悪をしているわけではなく、その諸先輩方も営業活動の論理や意味を教えられないまま今日まで来ているので、後輩に論理や意味を教えられないのです。
ですから、営業は悩むのです。
わずか一日のセミナーですが、受講者の多くがいろんな意味で心が晴れて、明日からの営業活動に邁進してくれることでしょう。
おそらく営業の仕事を通じて、今まで見えていた景色と違う景色が見えるはずです。
自身の行動を変えるとお客様の反応が変わる!これを実感できた方は、間違いなく成長します。
因みに写真は、研修会場から見える私の好きなのどかな風景です。あいにくの曇り空ですが・・・
次にこの素敵な景色が見られるのは、秋口です。